春の鎌倉山散歩
棟方志功版画美術館と檑亭を散策しようと鎌倉山へ行ってきました
むかしから素敵な邸宅が並ぶ高級住宅地でもあります
桜は終わってしまったけど、新緑が気持ち良い~!
棟方志功版画美術館は思っていたよりこじんまりしていて、以前倉敷の大原美術館で見たような圧倒されるほどの大作はないものの、挿絵なども展示してあり、なかなか面白かったです
大きなハタキで外壁を掃除してる住人の方も見かけましたが、立派であればあるほど大変そうです
サボテンすら枯らしてしまうような私には到底無理な話です(その前に一生住む事はないでしょうが)
色々な土地に訪れていますが、その街の景観を保つってことは住人の方々のその街を愛する気持ちや努力の賜物だと思います
ここは本来蕎麦どころなのですが、敷地内に広がるあまりにすばらしい竹林と日本庭園が目的の方も多いのではないでしょうか
ちなみに隣には山椒洞という会席料理の店もあります
私がよく利用する逗子ハイランドのメロン館も姉妹店です
芽息吹くこの時期、今しか食べれない国産のたけのこ や たらの芽、新物野菜を食卓に取り入れてほしいものです
さて、 私が檑亭の敷地内を散策していて好きなのは、沢山の羅漢像が点在していることです
今の自分はどれに似てるかなぁ~ なんて思いながらユニークな表情の羅漢像を一体一体見てまわります
生きていれば人間も変わっていきます
面白いものでそのときそのときで、なんか自分っぽい と思う羅漢像は違います
←今の私はこんなかなぁ
それにしても、この広大な敷地内を美しく保つ為の労力を想うと気が遠くなりますが、前回の日記で紹介した河合隼雄先生著「ナバホへの旅 たましいの風景」の中でもありましたが、自然そのままの英国式庭園に慣れ親しんだ人たちに言わせると、盆栽・日本庭園は人の手によって成形を変えるなんて、なんて人工的なんだ と思われているようです
が、そこは日本人の自然に対する考え方の違いで、「この樹木はどうして欲しいのだろう、どう育ちたがっているのだろう」と、対話するのが庭師の仕事だそうです
つまり自分(人間)は、自然に仕えている という概念です
現代は日本でも個人を重視する風潮がありますが、ここのようなきちんと人間と自然の対話が出来ている場所を訪れて、頭上で響くうぐいすの鳴き声、木から木へ飛び移るリスの姿を眺めていると、やっぱり大事なのは支配することではなくて、対話なんだな と痛感します
随分回り道をしてから檑亭にたどり着き、美味しいせいろ蕎麦を食べ、良い時間を頂きました
5~6月頃になれば、菖蒲や紫陽花が見ごろになるので、また訪れようと思います
※他の写真はサイドバーのフォトアルバムをご覧下さい
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